付箋屋営業日報

くまとうさぎ、ねこが多めなだけでいたって普通です。

いわてホリデーパスで宮城・気仙沼へ行く旅

皆さんは「いわてホリデーパス」という切符をご存じでしょうか。ざっくり言えば「1日乗り降り自由」切符です。

 

大人1人 2460円払えば、岩手県内を主としたエリアにおけるJRの普通列車自由席、BRT、東日本交通バスが1日乗り降り自由になります。(普通列車の指定席利用の場合など別途料金が必要なところがあります。詳しくはおトクなきっぷ:JR東日本をご覧ください!)

 

旅は天気が良い日にしたいものですが、この切符は基本的に土日と祝日しか使うことができません。(年末年始などの一部期間には毎日利用可能です。)

 

そこで、天気の良い日曜日を探すべく天気予報とにらめっこ。そうして見つけた6月24日に、いわてホリデーパスを使って宮城県気仙沼に行ってきました。

 


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旅のタイトルは「ひと夏を浴びる旅」。初めての景色を見ていると、「日焼けしてもいいからもっと楽しみたい!」という気持ちになります。梅雨の合間を縫って浴びた「ひと夏の日差し」。いざ出発です!


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まずは駅で「いわてホリデーパス」を購入。当日購入が可能でした。

朝8時9分に盛岡を出る電車に乗ります。

日曜日の朝ということもあって、電車の中は人も少なく快適でした。

 

出発地である盛岡から、目的地の一関までは約1時間30分かかります。

その中でもおすすめの風景は、平泉駅へ向かう緩やかなカーブ。左へぐーっと曲がって走ると、電車の左右に田園風景が広がります。

特に進行方向に向かって右側の座席に座ると、目の前に緑が大きく広がります。

 


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爽やかな朝の電車を、ピカチュウがお出迎え。一関に到着です。

あとから知ったのですが、ここ一関駅ではポケモントレインという電車が走っているそうです。気仙沼方向の各駅の看板にも、ポケモンのイラストがありました。ポケモン好きな人にはたまらないんだろうなー!

 

 

ここで20分ほど待ってから、大船渡線に乗り換えです。

大船渡線にはボックス席があるので、窓の外の風景をもっと楽しめます。

ただどうしても席が早い者勝ちになってしまうので、乗りたい方は早めに列に並んで待機しておくことをおすすめします。(ちなみに私は行きも帰りもボックスに乗れませんでした笑)

 


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旅のお供は一関駅で購入した「仙台のころころまころん」。落花生のお菓子です。一応宮城県に行くので、宮城のお菓子を選んでみました。

目の前に座っているおじさんたちはお酒とおつまみを楽しんでいる様子。しかも、隣に座っていたお客さんと世間話まで。

旅の特別感は、きっとオープンになれる雰囲気を作り出すのでしょうね。

 

一関駅から気仙沼駅までは約1時間30分の旅です。

途中の猊鼻渓駅で降りていく人たちもちらほら。人気の観光地なんです。

海の方へ向かっていく電車だと思うと、「山を抜けた先の海岸線」を期待してしまうのですが、一切見えません。山の中をひたすら走っている感じです。

 
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そしていよいよ気仙沼駅に到着です!

東日本大震災の影響で、気仙沼駅以降の大船渡線はバスが振替運行しています。

大船渡方面へ行く人たちがつくるバス待ちの列を見ながら、私は気仙沼駅の改札を抜けました。

 

気仙沼駅を出て左側。気仙沼市観光案内所があります。

ここでレンタサイクルを借ります。


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気仙沼のキャラクター・ホヤぼーやが、パネルでお出迎えです。

 

レンタサイクルは1日(17:00まで)使用で500円。観光案内所以外での返却も可能だそうですが、そこは借りる際にご確認ください。私は海の市と観光案内所を、レンタサイクルで往復しました。

(私が行ったときは海の市にもタクシーがいたので、「駅から海の市までタクシーで向かったら、帰りの手段が無かった!」ってことにはならないはずです。)

 


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相棒、さんま号。

電車の車内に劇団四季の「キャッツ」の広告があり、そのキャッチコピーが確か「キャッツ、東京へ。」でした。そこで私もこの自転車をキャッツと命名。

 

「キャッツ、シャークミュージアムへ。」

(言葉の響きが戦々恐々としてきた)

 

炎天下の中(おそらく28℃くらい)、自転車で約20分。今回はk-portというカフェの前を経由し、海を見ながらのサイクリングです。海と船とを視界に入れて、青空の下を自転車で走る。まるで朝ドラのワンシーンです。

 

(でも自転車のカゴには「さんま号」の文字。)

 


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そうしてたどりついた真っ赤な建物!今回の目的地・「海の市」です。

ここには、海産物を楽しめる料理店や土産店が何店舗も展開されているだけではなく、氷の水族館とシャークミュージアムがあります。中には家族連れや夫婦が多く、とても賑わっていました。

 


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まずはシャークミュージアムへ。

自転車を漕いできてまだ顔が火照る中、サメを見に行きます。

ここは日本唯一のサメの博物館。気仙沼の海の文化と深く関わってきた生き物です。

サメだけではなく、東日本大震災の復興過程を見るブースもあります。

私は残しませんでしたが、来館者から被災地への応援メッセージを残せる場所もあるので、そこでコメントを書くのもいいかもしれません。

 


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館内に入って割とすぐ、「鮫」の文字がお出迎えです。

最近NHKで放送された、「ブループラネット」という、海洋ドキュメント番組を見ていた私。それがきっかけで鮫に興味が出たのです。

 


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わー!めちゃくちゃでかい!!!

ホホジロザメの特大模型です。しかも歯は本物。

この写真だと分かりづらいのですが、近くで見ると歯がギザギザです。

きっと、一度噛みついたら離れないようにギザギザしているのでしょうね。

鮫ってサイズが大きくて口も怖いのに、目だけはつぶらな感じが苦手です(笑)

こ、「こわかわいい」みたいな???生理的に苦手なんです。

鯨も同じ理由で苦手なのですが、いずれ鯨の博物館も行ってやろうかな!

度胸試しだどんとこい!!

 

 

「歯」つながりで、他の鮫の歯の化石も展示されていました。

結構種類によって骨格が違うんですね。

「刺す歯」に「押さえる歯」・・・役割もいろいろあるようです。


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「役に立たない歯」。

切なっ・・・・・・(絶句)

一生懸命生きてきた自分の歯が見世物にされて「役に立たない歯」って紹介されてるのを想像したら、なんだか悲しくなってきました・・・

でもどうしよう、いつか人工知能用の博物館が出来て、「役に立たない人間」として私が展示されてたら・・・(ディストピア感)

 

 


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なんか色々えぐってくる。

このパネルをめくったら何があるのかは、行ってみてのお楽しみです。

 

 

 

他にも鮫の紹介映像が流れるシアターや、ジンベイザメプロジェクションマッピングなど面白い仕掛けがたくさんあります。でも、その中でも結構目立つ場所で展開されてたのが「鮫の生殖について」のパネルだった気がするんですけど、私の後から来た家族連れが急に言葉失ってました。話の種としては面白いと思うので、ぜひ読んでみてください。

 


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シャークミュージアムを出てから食べた、シャークナゲット(350円)。

サメ肉を使ったナゲットです。思ってるより魚っぽかった・・・。

こう見ると気仙沼って鮫推しなの?と思われるかもしれませんが、

今はメカジキを使用したカレーも様々な店舗で販売しているようです。

とにかく大きな魚と共に生きているダイナミックな街、という印象を受けました。

 

 

シャークミュージアムと氷の水族館は、別々に入場券を購入可能。

でも私は、大人一人900円の「2館共通券」を購入しました(お得なので)。

そこで氷の水族館へ向かいます。自転車の余熱を一気に冷ます、


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マイナス20度の世界へようこそ!

 

もちろんですが、水族館側で用意している防寒着を着て入ります。

気仙沼は製氷技術が有名なようで、気仙沼の魚たちが氷漬けにされています。

ピンクや緑、白などカラフルな照明で照らされ、時には音楽に合わせたプロジェクションマッピングも。カメラで撮ることをおすすめします。

 


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ものすごく素敵な空間なのに、なんだか切なくなってきた(2度目)。

でもインスタグラム用の小道具も置いているので、ぜひ使ってみてください。

 


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諦めたような表情しないでよマンボウ・・・・・・

 


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でもこの氷の技術はすごい。魚も綺麗に配置されています。

とにかく寒いので、もし無理だった場合は退出も可能です。

 


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ホヤぼーやも氷像になっています。

ホヤぼーやってすごく可愛らしいんですが、実は頭がホヤでベルトはホタテ、手に持っている剣はサンマで、マントはサメ皮で出来ているという設定。そう思うとなかなかパワフルさを感じます。


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・・・・・・(無言の圧力)

 

 

 

 

氷の水族館を出た後は、その近くでお土産を買います。

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ホヤぼーやのアイテムを始め、食べ物というより文房具などの商品が揃ってるショップです。ここでホヤぼーやのラスクを買いました。ホヤにちなんで?パイン風味です。思ってるよりパインの香りがしますし、おいしいです。(ただ個包装ではないので、配る用に買う際はご注意を!)


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ホヤぼーやショップの隣は、実は神社なんです。

すごく立派な「海の子神社」。

ホヤぼーやおみくじとかあったら良かったなあ。検討よろしくお願いします。


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「海の市」をあとにします。

今度来たときは他のお店も行ってみたいな。

旅行ってきっと、行きたい場所を全て回るよりも多少残しておく方が、次にくる理由が出来るんです。

 

遊覧船の楽しそうな歓声を聞きながら、来た道を戻ります。

行きはふらふらしていた自転車も、帰りにはコツを思いだしてぐんぐん進む。

大船渡線東北本線の乗り継ぎ時間の関係で、今回は3時間ほどの滞在となってしまいましたが、もし宿泊するなら他の沿岸地域にも行けたはずです。大船渡でかもめの玉子作りたいです。


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帰りに見つけたこの建物、なんだかお気に入りです。

江戸東京博物館の中に建ってそうな感じしませんか?



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ただいま、気仙沼

青空をたくさん吸い込んだ旅ももうおしまい。ここから日常へと帰ります。

 

今回の旅をしてみて良かったなと思ったのは、

「仕事をしている時間帯でも非日常を味わえることに気づけた」ことでした。

普段パソコンの前に座っていると、どうしても、「豊かな自然」「新鮮な空気」「自由気ままな時間」は遠く手の届かないものだと思ってしまうものです。けれど実際には、その「労働時間」の間に非日常へ飛び込むことが出来るのです。

このことに気づけただけでも、本当に嬉しいです。

今度はどの県に行こうかな。どこで降りようかな。

何気なく見るだけだったグーグルマップの楽しみ方が、ようやく分かった気がします。

 

 

また行くぞ、気仙沼

 

 

 

 

 

 


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みんなも行ってみてね。

(ホヤぼーや、渾身の圧力)

 

 

 

 

 

 

 

 

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【今回行ったところまとめ】

気仙沼駅前観光案内所(営業時間8:30~17:15)

crewship.net

 

気仙沼海の市(営業時間や営業日は事前に確認することをおすすめします)

uminoichi.com

 

気仙沼の観光情報はこちらを参考にしました。

気仙沼さ来てけらいん」

kesennuma-kanko.jp

 

宮城全体ならこれです。

仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会公式サイト-伊達な旅・観光・むすび丸・仙台宮城デスティネーションキャンペーン

 

 

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もはや宮城県の回し者みたいになっていますが、

本来はインスタグラムで絵を載せてるだけの「役に立たない人」です。

こちらもよろしくお願いします-。

 

www.instagram.com